
安心してリフォームをするために気をつけるべきポイント
最近、悪徳リフォーム会社によるずさんなリフォーム工事がニュースになり、リフォームすることに対して不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
しかし、ポイントさえ押さえておけば、誰でも安心してリフォームをすることが可能です。納得のいくリフォームをするために、気をつけるべきポイントをご紹介します。
1.リフォームをする際のお悩みや失敗事例

リフォームの際のお悩みで最も多いのが、「信頼できる業者かどうかわからない」ということです。
訪問販売で悪質な業者と契約してしまい、工事内容にも満足できず後悔した、という例が後を絶たないこともあり、どこに依頼すればわからなくて不安に感じている人も少なくありません。
「家のここに問題があるから、直さないと後から大変なことになりますよ。リフォームにかかる費用は〇〇円です」と言われても、それが本当なのか、金額は相場に合っているのか、正しく判断するのは難しいですよね。
結局、業者の言うことを信じるしかなく、必要以上の工事を依頼し、高額の費用を請求されてしまうケースもあるため、注意が必要です。
2.安心なリフォーム会社はどうすれば見極められるのか?

それでは、どうすれば安心なリフォーム会社を見極めることができるのでしょうか。業者を見極める際の4つの条件について解説します。
安心なリフォーム会社の4つの条件
検討中のリフォーム会社が安心できる企業かどうか判断するときには、まず以下の4つの条件に当てはまるかを確認しましょう。
① リフォーム業や建設業者として法令上の基準を満たしていること
前提として、リフォーム業や建設業者として法令上の基準を満たしているかどうかをホームページなどでチェックします。兵庫県内であれば、兵庫県住宅改修事業者登録または同等の要件を満たす事業者であること、建設業許可を取得している必要があります。
② 問題が生じたときに保証できる業者であること
リフォーム工事をしたものの、想定していたように改修されなかった、という場合もあります。また、工事中に何らかの事故があったときにも、保証ができる業者でないと心配ですよね。
この点を明らかにするためには、リフォーム会社が請負作業遂行中に発生した事故などを保証する総合賠償責任保険に加入していることと、住宅瑕疵担保責任保険登録事業者であるかを確認しましょう。
住宅瑕疵担保責任保険登録事業者であれば、工事に瑕疵(欠陥)があるとわかったときに、もしリフォーム会社が倒産していても、保険金で補修費用をまかなうことができるので安心です。
③ 地元で活躍し、お客様をお迎えして商談できる業者であること
しっかりとした事業を行っている会社なのかどうかも確認しなければなりません。
兵庫県内に本社を置き、4名以上の打合せスペースを持つ事業所を開設しているかどうかがチェックポイントとなるでしょう。
④きちんとした工事記録を残している業者であること
屋根や壁、床下など、工事が終わると見えなくなるところも、きちんと記録に残して説明してもらえる業者であるかどうかも重要です。
工事中の中間検査や完成検査を実施し、工事記録を残しているのかどうか、担当者に確認してみましょう。
心配な場合は信頼できる第三者に聞く
初めてのリフォームで、相手が安心できる業者なのか判断するのは至難の業です。確信が持てない場合は、信頼できる第三者に意見を求めるようにしましょう。
ここで気を付けなければいけないのは、「知り合いの〇〇さんが頼んだ会社だから」というのが確実ではないことです。
住宅や建築に詳しい専門家でない限り、良質なリフォーム会社を見極めるのは難しいものです。必ず専門的な知識を持った第三者の意見を参考にするようにしましょう。
3、安心なリフォームをしたいならNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会へ
NPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会は、皆さんが安心してリフォーム会社に依頼できる環境を整備し、安心して相談できる業者を認証する第三者機関です。
安心なリフォーム会社の4つの条件を含む厳しい審査基準に適合したリフォーム業者だけに認証を与えているため、登録業者の中から選択すれば、「騙されているかもしれない」と不安に陥る必要はありません。
また、見積り金額や工事内容に不満や不安があるときには、相談窓口に連絡すれば、スタッフがあなたの代わりに業者とコミュニケーションをとってフォローしてくれます。
まずは、リフォームに関するお悩みを、リフォーム相談窓口までお問い合わせください。リフォーム内容の相談から、優良リフォーム会社のご紹介、その後のフォローまで、専門のスタッフが丁寧に対応します。
NPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会 リフォーム相談窓口へ